期間:平成31年4月1日~令和2年3月31日

TNR 253 匹
保護 116 匹(子猫:99 匹/成猫:17 匹)

*保護活動ですが、最大生後3ヵ月まで、成猫は迷い猫や捨て猫の可能性が高い場合。
そしてどちらも、ざまねこで受け入れる余裕がある場合のみ。
また、野良猫の成猫保護は、依頼者が引き取りする場合のみお手伝いをしています。

お礼にかえて

「野良猫を増やさない会」として始まった通称「ざまねこ」の輪は、少人数ではできなかったことがメンバーも増えたり、皆様がご紹介してくれるご縁や寄付金、物品支援、応援メッセージのおかげで、様々な困難や問題も解決していくことができたように思います。
心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

振り返ると、まず臨月の母猫たちを保護してからの出産ラッシュ。12匹の乳飲み子猫たちのお世話にメンバーとフル活動で始まった年でした。
この経験で一気に増える大変さを感じ、臨月であっても生ませるという選択より、不妊去勢(TNR)の大事さを改めて痛感させられました。

そして5月からはひっきりなしに保護依頼などの連絡が入りました。中でも一番心が痛かったのは、何者かによる虐待を受けてしまった成猫(ダン君)。
私たちの知らないところで他にも交通事故や虐待を受けて命を落とした猫はたくさんいると思います。とても悲しいことですが、野良猫たちが増えることで生じるトラブルの一つです。

そんな中、秋には、ざまねこ初主催による講演会と勉強会を行うことができました。猫が好きな人、嫌いな人、それぞれの立場であってもトラブルに対してあきらめたり、できないと人任せにするのではなく、問題に向き合って協力してくれる方達のお手伝いが、ざまねこ活動の主だと思っています。

新型コロナ感染による行動制限もあり、この活動も気を使う状況ですが野良猫たちは待ったなしです。できる限り今期もTNRを続けていきます。
これからも引き続きの応援をよろしくお願いいたします。

 ” 1匹からのTNR ″

ざまねこ 野良猫を増やさない会 
代表 稲垣美佳


*現在は「ざまねこ 野良猫を増やさない会」として、座間市に市民活動団体・ボランティア活動団体の登録をしています。
*保護数116匹のうち、ざまねこ卒業は96匹・依頼元による保護は20匹でした。
*今期も座間市行政を通して公益財団法人どうぶつ基金「さくらねこ無料不妊手術事業」行政枠チケットをお願いすることができました。どうぶつ基金様、ご支援くださる皆様、厚くお礼申し上げます。

令和元年度 活動報告と決算報告